谷筋の石丁場跡から表示を頼りにナコウ山山頂を目指して歩き始めました。
もはや石丁場探索では無く、登山といった感じです。
息も絶え絶えに急斜面を登り切ると尾根上の平場に辿り着きました。
尾根の平場、視界に飛び込んできたのは見事な築城石残石でした。
この平場で作業を行い切り出された築城石は、どの様なルートで海岸まで運ばれたのでしょう?
まるで登山のような斜面を登ってきた筆者には全く想像出来なかったのです。
尾根の標高は300mを超え、写真石材奧は御石ヶ沢石丁場の存在がありますが、尾根から海岸までの距離はかなりあります。
登ってきた斜面方向に運び出すには急斜面過ぎるのです。
謎だらけの尾根上石丁場なのです。