探索していた谷筋の途中、尾根を回り込む古い林道跡を見つけました。
ナコウ山から続く東浦路跡ではないかと思いましたが確認は出来ませんでした。
荒廃した林道はナコウ山方向に続いています。
数十メートル進んだところで林道下に転がる転石群が視界に入ってきました。
林道造成のための石材ではないかとも思いましたが、東浦路ではないかと思わせるほど林道は荒廃しています。
転石群を左斜面に見ながら更に奥に進行すると採掘鉱と思われる平場が現れました。
大窪石丁場の特徴として採掘鉱を思わせる平場がいくつか姿を現しますが、
切出し残石を確認するための矢割石が確認出来ないのです。
明確な矢割石の確認が出来ませんが、細かな石材が敷き詰められていることから石丁場として作業していたと思われます。
写真の残石は林道脇の転石です。
石材下部に大型の矢割跡が確認出来ます。