石面に張り付いていた苔を払いのけると矢穴横に刻まれた石鑿跡が露わになりました。 判読不明ですが文字らしき鑿跡が刻まれています。 資料にて確認すると付近から「米」の刻字が発見されているようですが、 明らかに「米」とは違います。 もし、刻文であったら新発見となります。 この矢穴石より沢の上流方向にも石丁場が広がっているようですが、 人の侵入を拒むように倒木夥しく、 登ってきた沢の対岸を下流に向かって下ることにしました。