横幅5m以上と思われる巨石に矢穴が開けられていました。 周囲の残石とは異なり、比較的矢穴幅は小さく、寛永時代の作業跡のようです。 江戸城築城石採石は慶長、元和、寛永時代まで三十数年間続きますが、 この巨石に開けた矢穴は築城石採石末期と思われます。