至近のダイビング施設によって敷設された、ダイバーのためのスロープです。
コンクリートで固められたスロープの中に矢穴石が組み込まれていました。
黄金崎磯丁場を含む周辺地区は、石丁場の調査が殆どされていません。
四百年以上前の駿府城築城や久能山東照宮造営に関係する貴重な歴史文化財が存在する可能性はあるのです。
貴重な築城石残石をコンクリートの中に埋め込むというような暴挙を許してはいけません。
また、海岸線・港湾部は県の管理下となっています。
県から委託された市町行政が管理する場合もありますが、県及び各行政とも文化財が存在することを認識確認し、
しっかりと行政指導を行ってもらいたいと願います。