「△紋」と「クルス紋」の組合せ刻印石。 この刻印も昨年初見の刻印で資料に記載がない新発見の刻印です。 「△紋」と「クルス紋」の組み合わせ刻印は 東伊豆町大川地区、福島左衛門太夫政則(安芸・広島藩50万石大名、福島政則)の石丁場から複数発見され、 細川家古文書の記載より大川への福島政則担当丁場の存在が確認されていますが、 稲取地区、向山・本林石丁場への福島政則担当石丁場の存在は確認されていないのです。 写真の刻印の主は一体誰なのでしょう? 謎は深まるばかりです。