「扇」に「○」の刻印です。 この刻印石は林道脇に存在しているのですが、繁茂していた下草と木の根元にあったため二年前まで全く気が付きませんでした。 刻印は鮮明で隣接する鍋島信濃守勝茂の担当丁場、羽柴左衛門太夫正則(福島正則)の担当丁場内にて同様刻印石が見つかっています。 この刻印石付近は「分銅紋」が大量に見出される堀尾山城守吉晴が担当した石丁場であることから堀尾家家臣の刻印ではないでしょうか?