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四百余年の時を刻む江戸城築城石石丁場跡。石工達の息吹を感じて下さい!

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● 2016年6月19日更新 ●
河津町、今井浜海岸の手前に広がるゴロタ石の磯付近に石丁場の存在が確認されていました。
過去二回、磯を調査しましたが矢穴石、矢割石を見つけるに至りませんでした。
調査した際、流れ込む沢の北側の磯を遠目に見て、
もし、磯丁場があるとすればそこに違いないと確信していました。
今回、通りがかりのついでに炎天下の中、磯に降りて歩を進め、「また、空振りか・・。」と諦めかけていた時、
目に飛び込んできたのは見事な矢穴石だったのです。
あまりの暑さに引き返してきましたが、大規模な石丁場を思わせる磯丁場でした。

資料によると現在の河津町見高地区は採石時「耳高」と呼ばれ、
尾張大納言義直の担当丁場があったと記されています。
尾張徳川家は伊東富戸から川奈地区、東伊豆北川地区に担当丁場を持っていました。
徳川家に至るまで採石の命を出した徳川家光時代、つまり寛永時代の採石丁場なのです。








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