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四百余年の時を刻む江戸城築城石石丁場跡。石工達の息吹を感じて下さい!

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東伊豆江戸城築城石石丁場

分銅紋(出雲国松江藩主・堀尾山城守)、クルス紋(羽柴左衛門太夫・福島正則)、
L型紋(尾張徳川家)結三輪違紋(紀伊国和歌山城主・浅野紀伊守幸長)など
刻印石の魅力満載の石丁場です。
※細久保石丁場、谷戸ノ入石丁場、谷戸山石丁場の区分について、本サイトでは字名(あざめい)の区分とは異なります。
区分については「東伊豆町の石丁場」ページにて・・。


「△に+(クルス)」紋が集中する羽柴左衛門太夫(福島正則)の担当丁場とされる石丁場より続く谷筋上方、
細久保石丁場より尾根を越えた平場付近には浅野紀伊守幸長の代表紋とされている
「結三輪異紋(けつみつわいもん)」の刻印石が点在する石丁場が存在しています。
名称不明の刻印や大小の矢穴石、矢割石が四百年の刻を超えて当時を物語るように鎮座しているのです。












隣接する谷戸山石丁場内、堀尾山城守の代表紋「分銅紋」の刻印石が大量に発見されている「分銅紋の谷」の
対岸に位置する「分銅紋」刻印石が密集する石丁場です。
不自然に密集する刻印が刻まれた石丁場は1990年代、
築城石公園を造成しようとした東伊豆町の築城石残石運び出しと静岡県の治山事業による破壊が影響しているようです。







分銅紋刻印石密集石丁場跡/動画(174MB)←容量が大きいのでダウンロード後またはFacebookにて閲覧下さい。


細川家文書の「伊豆石場之覚」によると伊豆國大川には尾張徳川家担当丁場があったことが記載されています。
石丁場内には明確な徳川家を表す痕跡はないのですが、
唯一徳川家の刻印とされる「曲尺紋(L字紋)」が刻まれた刻印石が存在しています。
至近距離に拡がり石丁場内の切り出し石材に刻印が刻まれていないことから、
尾張徳川家の預かり丁場ではないかと思われます。







←静岡県の治山事業による破壊状況

尾張徳川家預かり石丁場/動画(287MB)容量が大きいのでダウンロード後またはFacebookにて閲覧下さい。



別荘分譲地内に残る非常に珍しい削り出し途中の角石を紹介します。
江戸城築城石採石石丁場は神奈川県西部地区から伊豆東海岸に点在していますが、
岩体から角石(城郭の角に使用する大型築城石)を削り出す様子が当時の状態で残されている石丁場は、
重要文化財レベルといえるでしょう。





削り出し途中の角石動画(89.2MB)



多くの江戸城築城石切出し残石が残る谷戸ノ入石丁場。
石丁場探索シーズン(11月下旬〜3月上旬)が到来すると必ず潜入する石丁場群なのですが、
意外にも三年ぶりの更新となってしまいました。
三年ぶりの更新は福島左衛門太夫政則の石丁場から・・。















谷戸ノ入石丁場 みかん畑の角石(107MB)





谷戸ノ入小型荒削り角石動画(137MB)















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